TO 台湾 VIA 沖縄、TO 沖縄 VIA 台湾 〜ボーダーレス旅行のススメ〜
WAVE UNIZON編集長/三枝克之
11/21(水)から11/27(火)まで、
大阪梅田の阪神百貨店本店の8階催場で、
同店としては初の企画となる
「阪神の台湾フェス」が開催されました。
魯肉飯、小籠包、台湾バーガー、麺線、駅弁、
タピオカミルクティー、パイナップルケーキ、マンゴーかき氷など、
台湾グルメの数々や魅惑のスイーツはもちろんのこと、
台湾発アジア最大級のオンラインクリエイターズマーケット
「Pinkoiマーケット」が出店し、
デザイナーたち自ら、キュートな雑貨を販売。
会場は連日、台湾ファンの熱気に包まれ、大盛況となりました。
加えて、会場内ステージでは、
「最愛台湾ごはん」の著者・池澤春菜さんのトークイベントや、
台湾一人観光局・青木由香さんによる電鍋DJなど、
多彩なイベントも開催され、
おいしくて、かわいくて、楽しい台湾を満喫できる1週間でした!
僕も企画当初から少しだけお手伝いしていましたが、
僕自身のトークイベントのお時間も頂戴することができ、
11/23(祝)14時から、1時間弱の間、
お話しをさせていただきました。
題して、
「TO 台湾 VIA 沖縄、TO 沖縄 VIA 台湾 〜ボーダーレス旅行のススメ〜」。
台湾と沖縄の間には国境はありますが、
そこを飛び越え、「蓬莱島」という一つのエリアとして旅をしてみると、
アジアの中でも最上級の、見どころ、味わいどころ、感じどころ満載の
観光エリアになるのでは?という、
ここ数年、沖縄から台湾に何度も通う中で、
自ずと膨らんできたテーマをスライドショーにしたものです。
ちなみに「蓬莱島」とは古来、中国本土の東の海上にあるとされた、
仙郷のことを言います。
![photo by Hiroko Takahara](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=501x10000:format=jpg/path/s0c2b856298990e90/image/i89d57d8553af3ff0/version/1543327925/image.jpg)
台湾経由の沖縄行き。
沖縄経由の台湾行き。
それはもちろん近くて安くて便利ということが魅力ですが、
同時に、台湾と沖縄の歴史やルーツ、
今にいたるまでのお互いの境遇や交流を少し振り返ってみると、
台湾と沖縄は、きょうだい島のようにも思えてきます。
両者を一つのエリアとして見てみることは、
ある意味、とても自然なことのような気もするのです。
かたや「美麗島(フォルモサ)」とも呼ばれ、
かたや「美ら島(ちゅらしま)」とも呼ばれる、
台湾と沖縄。
この似ているようで違う、
違うようでやはり似ている両島の
食文化、暮らし、風土、伝統、人々の気質など、
さまざまなカルチャーを見比べてみるのも、旅の大きな楽しみになりそうです。
そんな観点から、
知っているようで知らない台湾と沖縄のことを
少しでも知ってもらえたらと思い、お話しをしました。
今回のイベントでのテーマやモチーフは、
今後も少しずつ掘り下げながら、
沖縄から台湾を旅していくつもりです。
そしてそれをこのWAVE UNIZONや、
そのほかの媒体でも綴っていき、
近い将来、本としてまとめられればとも考えています。
またその試みを進めるうちに、
実際に台湾と沖縄の関係がより深くなるような活動にも
繋げていければと思っています。